持ち家無し、老後資金なしの老後の住まいを考える(海外移住編)
先日また気になるテレビ番組を発見しました。老後の選択肢として考えてみました。
海外移住
「年収400万円で手に入る!世界の豪邸SP」です。日本の平均年収と言われる400万円で、海外でセレブな生活をしている方たちを紹介している番組です。
お金の価値は国によって違うので、日本で400万円の年収が、海外では数千万円相当になったりもします。
今回は、バリ(インドネシア)、フィンランド、モロッコ、ジョージア、キューバ、タヒチ(フランス領ポリネシア)が紹介されていました。
その中でも、バリ島の生活はちょっと興味を惹かれました。プール付き4LLDKで運転手さん・お手伝いさん付きで生活されている方もいらっしゃいました。が、それは置いておいて。。。
普通の賃貸物件でも、掃除付き、洗濯サービスあり、セキュリティー対応、なんていう物件がお安く借りられます。
そしてなんといっても物価がすごく安い。生活費が少なくてすみますね。定年後の移住先としても人気があります。
海外移住する前に
やっぱり、現地を実際に訪れることは必要だと思います。定年前に何度か体験できたらいいですね。
衣・食・住の中でも「食」は合わないと辛いですから。
現地の方が普段食べている食事は口に合うのか、日本食を食べたくなった場合食材が手に入るのか、日本食レストランがあるのか、等は少なくとも調べておいたほうが良さそうです。
そしてもっと大事なのが、医療と治安です。このあたりはよーく確かめたいところです。
医療に関しては、現地の医療レベルはどのくらいなのか、健康保険はあるのか加入できるのか、費用はどのくらいかかるのかなどです。
治安に関しては、外務省の安全情報が参考になります。ちなみにバリ島はレベル1(十分に注意してください)に該当します。海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報
後は、私なら日本語を話せる人がいるお店があるかどうか、日本人コミュニティーはどういう感じなのか、調べたいです。そして、一緒に行く人がいるかどうか(さすがに海外で女性一人暮らしは怖いです。。。)が最後の決め手になりそう。
ビザ問題
海外に長期滞在するためにはビザが必要になります。定年後長期滞在するためにはリアイアメントビザという制度があります。
取得するには条件がありますが、その中で月に1,500ドル以上の年金受給、もしくは銀行金利配当・定額収入という項目がありました(インドネシアの場合)。
この条件で私は対象外となりました。誰でも受け入れてくれるわけではありませんので、各国の大使館などで確認しましょう。
条件に合う方で、インターナショナルな方は海外移住を考えるのも一つの選択肢になり得ますね。
最後に
夢見た私と子供との会話
バリには年金で暮らしている人もいるんだってー。行こうかな。
いいんじゃない? 実家帰りますって言ってバリ行くわ。
(宿泊費取ろうかな。。。)
海外移住は一度実行してしまうと、「合わないからや~めた」と言って気軽に撤退することができません(資金に余裕のある方除く)。
移住して住居を購入などしていなければすぐ帰ってこられますね。仕事をしていなければ、身動き取りやすいのが利点でした。
ロングステイ体験ツアー等もあるので、しっかりと調査してから決めましょう。
海外移住は、私のように老後資金のない人には厳しいかもしれません。