老後に備えてホップ!ステップ!ジャンプ!

3人の子持ち60歳になったシングルマザーです。100歳までどうやって生きていくか日々考えてます。

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ブログっていいね…家族の想いに気付けたかもしれない話

化粧品

更新頻度も少なく、ためになるのかわからない体験談をつらつらと書いているだけのブログですが、それでも訪ねてきてくださる方がいらっしゃいます。いつもありがとうございます。

普段は、調べもの以外では他の方の雑記ブログはあえて見ないようにしているのですが(皆さん文章がお上手で、読んでいて楽しいのですが、後で自分の劣等感に火がつくから…)、はてなスター(記事下にあるお星様)を付けていただけた方のブログは拝見させていただいています。

今回もそうして訪れた方のブログ記事を読んでいて、ふと思い出したことがあるので記事にしました。

気づきのきっかけになった方のブログ

きっかけは、もみじさんのこちらの記事でした。

www.kirei-no-moto.com

断捨離のお話を読み進み、『部屋で部屋着を着ない』で【!?】となり、『美意識でアンチエイジング』でいろいろ考えているうちに涙が止まらなくなりました。

息子からのプレゼントは香水だった

かなり前の話になりますが、「母の日のプレゼントは何がいい?」と聞かれた時「何も欲しいものがないから何でもいいよ」と答えたのですが、息子からのプレゼントはなんと香水でした。

振り返ると、その頃は本業の他に、週に3回朝5時からバイト、夜は在宅で仕事をしていて、あまり身なりに気を遣う余裕はなかった頃でした。

当然香水など使っておらず、ましてや息子に香水というイメージが全くなく、とても驚いた記憶があります。

最近になり事情を知らなかった同僚から「その頃はほんとひどかったよ。疲れ切っているというかやつれているというか…」と言われ、自分では気づかなかったけれども、そんなにひどい有様だったのかと反省しました。

その当時は深く考えていませんでしたが、息子にしてみれば、化粧品や洋服のことはわからないけれど、せめて匂いだけでも女性らしくと思ったのではないかと…。

息子はその後も、香水やバッグをプレゼントしてくれています。

高齢の母が高額な化粧品を買っていた

昼間自宅に一人でいた母は、訪ねてくる営業の方から高額の布団や家具をローンで購入していました。

同居している家族は、母が少ない年金の中からそれらのお金を払っていかないといけないことを危惧し、何度かやめるようにと話をしていました。

その話を聞いた私は、「騙されて契約してしまっているのかも」と思っていました。

帰省したある日、母の化粧箱に高額なシリーズの化粧品が入っているのに気づきました。

今までのことがあるので、思わず「こんな高い化粧品買ったの? 近くのスーパーに行けばもっと安い化粧品がいっぱいあるから、今度必要になったら誰かに連れていってもらって買えばいいよ」と言ってしまったのです。

(もういい年齢なんだから、今更化粧品にこだわらなくても…)という気持ちが私の中にあったんだと思います。

今回もみじさんの記事を読んでいた時、ふと(あの高額な化粧品は、騙されて買ったのではなかったんじゃないか)と思ったのです。

もしかしたら、シミやそばかすが気になっていたのかもしれない。アドバイザーの方から、基礎化粧~仕上げまで教えていただけて、綺麗になって嬉しかったのかもしれない。

もしかしたら年齢のせいで、化粧品を買いに行きたいから車に乗せていってほしいと、言いにくかったのかもしれない。

もっと気持ちを聞いてあげればよかった。心に寄り添ってあげればよかったと思い始めてしまって、涙が止まらなくなりました。

他界してしまっているので、実際のところはわかりませんが、母も女性なのだと同性の私がわかっていてあげなければいけませんでした。

いくつになっても化粧する人でありたい

目の下たるんできてるよー

そのうち一気に引き上げるから大丈夫!

なんて笑い飛ばしていた私ですが、最近は目の下に貼るとげとげシールを使い始めました(わかる方にはわかるかな)。 

私も母のように、何歳になっても綺麗に化粧できる人でありたいと思います。