子供の自立は第二の人生の始まりと思っていた
前記事で、古堅純子さんが書かれた「定年前にはじめる生前整理」という本をご紹介しました。
その中に「定年後うつ」や「セルフネグレスト」という言葉があり、今私が感じている気持ちとは似ているけれど、私はまだ現役で働いているし、子供一人と同居しているし、ちょっと違うのかなぁと思い調べてみました。
何もせず休日が終わる
下のグラフは、ウェアラブル活動量計で測った3連休の歩数です。
車通勤で事務職なので平日でも少ないですが、それ以上に3連休は歩きませんでした。
特に今回は、天気が悪かったのもありますが何もやる気が起きず、最低限の家事しかできませんでした。
土、日は子供が外出していたので、私の食事は手抜き。1.5食ぐらいでした。
こういうのが続くと「定年後うつ」になってしまうんじゃないのかな?と思ったのですが、調べてみるとそういう人用の言葉がちゃんとありました。
空の巣症候群
子供が自立した後、一時的に精神が不安定になってしまったりする症状を「空の巣症候群(からのすしょうこうぐん)」と呼ぶそうです。
心身に変調をきたしますが、私が感じる「無気力」や「虚無感」などもその症状のようです。
身体的には、食欲がなくなる(私はある)、眠れない、肩こりなどですが、肩こりは以前からずっとありますし、特に眠れないということもないのですが、最近中途覚醒するのがそうなのかもしれません。
一度起きると中々寝付けないこともありますが、今のところ生活や仕事には支障がないので、大丈夫だとは思います。
睡眠も、ウェアラブル活動量計で視覚化しているので、しばらく注意して見ていきます。
この症候群になりやすい人っていうのが、子育てがいきがい・内向的・人付き合いが苦手・趣味がない等、そのまんま私じゃん! と思いました。
でも、子供の自立に関しては喜んでいるし、寂しくは思っていないし、今のところ子供たちは30分くらいの場所に住んでいるので、会おうと思えばいつでも会えるし、まだ一人残っているし…。
全員独立したら、そこからが私の第二の人生、好きなように生きていこうと思っていたのに、なんでこんな抜け殻になってしまうのか。
私よりももっともっと子育てに熱心な方、私よりもっと内向的な方、私と同じく趣味のない方は本当に気をつけてくださいね。
こんなのほほんとした私でさえ、変調を感じるのですから。
最後に
現在、多くの方がお使いだとは思いますが、まだの方は、お子さんが自立する前に、LINE GROUPを作ることをオススメします。
何か言葉を流すと、興味のある子はそれに反応してくれますし、兄弟間の会話を見ていると、それが全く理解できない内容でも、なんかちょっと嬉しく思います。
それが空の巣症候群の軽減になっているのかもしれません。今のうちに現在の環境に慣れ、本当の第二の人生を楽しく送りたいと思います。